3つの状況、3つの対応
| 状況 | 内容 | 期間 | 部品の所在 |
|---|---|---|---|
| アロケーション | 需要がメーカーの生産能力を上回り、正規流通が取引実績のある顧客に供給を割り当てている状態 | 数か月から2年程度 | 生産は継続中。割り当てられた在庫がオープンマーケットで割高に取引されることも |
| 品薄 | 正式な割当を伴わない供給の途絶(工場の事故、材料、物流の変化) | 数週間から数か月 | 各流通チャネルや余剰在庫に分散 |
| 生産終了(EOL) | メーカーが最終購入(LTB)期限付きで生産終了(PCN・EOL通知)を発表した状態 | LTB以降は恒久的 | LTB分の在庫がなくなるまでは正規流通、その後はオープンマーケット |
調達の道筋
- メーカーまたは正規流通から、ラインに間に合う時期に入手できますか?
はい:そこで購入します。トレーサビリティは完全です。いいえ:次へ。
- メーカーの最終購入(LTB)は受付中ですか?
はい:生涯必要数量(残りの製品生産期間 × 年間使用量 × 保守・修理用の数量)を決めてLTBを発注し、保管と湿気に敏感な部品の取り扱いを計画します。いいえ:次へ。
- メーカー推奨の後継品はありますか?または貴社の技術部門が代替品を承認していますか?
はい:貴社の変更手続きで認定します。いいえ:次へ。
- 文書化された管理のもとで、独立系調達先から購入します。
明細に調達先区分を記載。SAE AS6081Aに準拠した管理のもとでの出荷前の検品。リスクに応じたSAE AS6171Aの手法による試験。不合格品の隔離保管。ロットに付く書類。
- 受動部品、コネクタ、端子台、ディスクリート、磁性部品、図面指定部品の場合:認定済みの工場で、貴社仕様の同等品をつくれますか?
多くの場合、可能です。技術的な承認は貴社が行い、工場の認定、初品、検品は弊社が行えます。
- 次のサイクルを計画します。 BOMのPCN・EOL通知を追跡し、単一メーカー品は早めにセカンドソースを認定し、サプライヤーとの定例会議にEOLの確認を組み込みます。
MOQと有効期限:判断のペースを決める2つの数字
オープンマーケットのオファーは日々動きます。アロケーション品やEOL品の見積に有効期限とMOQを記載するのは、提示したロットがそのロットしかない場合があり、ほかの買い手も検討している可能性があるからです。有効期限の短い明細から先にご判断ください。
調達先区分ごとに付くもの
| 調達先区分 | トレーサビリティ | ロットに付くもの |
|---|---|---|
| メーカー | 完全 | メーカーの書類 |
| 正規流通 | 完全 | 流通からの適合証明書 |
| 独立系(品質マネジメントシステムあり) | ロットにより異なる。明細に記載 | 明細へのチャネル記載、出荷前の検品、リスクに応じた試験機関での試験、隔離保管の方針 |
生産終了への備え
- BOMのPCN・EOL情報の確認を、特定の役割の担当者に割り当てる。
- 単価だけでなく、単一調達先への依存度でもBOMを順位付けする。
- ラインが最も依存している部品についてセカンドソースを認定する。その費用は、1週間の生産停止に比べればわずかです。
- カスタム部品やセミカスタム部品は、図面と仕様を最新に保ち、工場製の同等品をすばやく認定できるようにする。
- 一覧は毎年、品薄の時期にはアロケーションの状況を四半期ごとに見直す。
このテーマについての簡潔な回答
生産終了した電子部品を買う最善の方法は?
順に、正規流通の在庫、メーカーの最終購入、調達先区分を明記し出荷前の検品とリスクに応じた試験を行う独立系調達先、そして品目が許す場合は貴社仕様で認定した工場製の同等品です。
最終購入(LTB)とは何ですか?
メーカーが部品の生産を終了する前に設ける最後の注文受付期間です。生涯必要数量は、残りの製品生産期間、年間使用量、保守用の数量から決め、保管と取り扱いも計画します。
アロケーション部品の独立系調達先は、どのように記録しますか?
明細へのチャネル記載、出荷前の検品、リスクに応じた試験機関での試験、隔離保管の方針です。数量とデートコードが同じオファーは、1件の出品として扱います。
EOL部品の代替品を探せますか?
受動部品、コネクタ、端子台、ディスクリート、磁性部品、図面指定部品については、初品と検品を経て、貴社仕様の同等品をつくる工場を認定できます。技術的な承認は貴社が行います。その他の品目については、残在庫を調達し、調達先区分を記載します。
オープンマーケットの見積は、なぜ有効期限が短いのですか?
オープンマーケットの在庫は日々動き、複数の買い手に同時に提示されることがあるからです。有効期限は、どれだけ早く判断すべきかを示しています。
購入品目と頻度をお聞かせください
図面、BOM、入手困難品1点だけでも、形式は問いません。年間数量と納入サイクルを添えていただければ、供給プランをご提案します。