工場直接調達とは、繰り返し使う部品を、その部品をつくる工場から計画に沿って直接購入する方法です。工場を認定し、各ロットに責任を持つパートナーを通して行います。Wizeaの深センのチームが中国・アジアの工場を認定し、中国語で生産をフォローし、お引き渡し前に各ロットを検品します。契約と請求は香港法人が行います。

工場直接調達の定期供給

同じ部品を、計画どおりに、何年でも

産業用部品は何年も使われます。だからこそ供給は長期で計画し、一度つくった仕組みを初回生産から量産まで回し続けます。

  • 認定とサンプル

    初回発注の前に、書類・サンプル・工場監査で工場を承認します。

  • 初品承認

    初品を貴社の図面と照合し、貴社の書面承認後に量産を開始します。

  • 品質書類

    材料・RoHS・REACHの宣言書、適合証明書(CoC)、初品記録を、貴社の定期供給に必要な内容でそろえます。

  • 生産能力の確認

    発注先の決定前に年間数量に対する生産能力を確認し、内示が変わったときに見直します。

  • 計画分納

    内示に基づいて納入日を合意し、その日程でロットを出荷します。

  • 生産フォロー

    深センのチームが中国語でフォローし、節目ごとに進捗をお知らせします。

  • 出荷前検査

    お引き渡し前に、各ロットを承認済みサンプルと照合します。

  • 価格の見直し

    合意した周期で貴社と見直し、変更がある場合はその理由を書面でお伝えします。

  • 第2工場

    セカンドソースをご希望の場合は、別の工場を認定します。

  • 集約

    定期供給のロットをほかの品目と一緒に出荷します。請求書もひとつ、出荷もひとつ。

  1. 1か月目認定:書類、サンプル、工場監査
  2. 2か月目初品を書面で承認
  3. 3か月目第1ロット出荷、検品、お引き渡し
  4. 4か月目第2ロット
  5. 5か月目第3ロット
  6. 6か月目第4ロット · 内示の見直し
  7. 7か月目第5ロット
  8. 8か月目第6ロット
  9. 9か月目第7ロット · 合意日に価格を見直し
  10. 10か月目第8ロット
  11. 11か月目第9ロット
  12. 12か月目第10ロット · 内示の見直し
月1回の納入指示を想定した例です。金型を伴う部品や図面指定部品では、認定に時間がかかります。納入サイクル、数量、見直し日は貴社と合意します。 認定 初品 ロット出荷 見直し

弊社は貴社の購買部門に代わるのではなく、並走します。経験豊富な購買部門をお持ちの大手メーカー(アジアに購買担当者を置く企業を含む)も、承認済みサプライヤーに工場を加えたり、既存品の新たな調達先を開拓したりするために弊社をご利用です。

供給の継続性と変更管理

長期を見据えた計画

  • 長期休暇への対応

    春節などの休暇期間を考慮して生産を計画し、貴社と合意した時期に内示を見直します。

  • 変更通知(PCN)

    材料・工程・工場の変更は事前にお知らせし、貴社の書面承認後にのみ実施します。

  • 分納

    1つの定期供給を2社の実装委託先へ納入することも可能です。それぞれにパッキングリストと書類を用意し、各納入品にはラベルを付け、製造ロットまでたどれるようにします。

  • 承認前の確認事項

    営業許可証、品質マネジメントシステム、生産能力と工程。続いて、サンプルと初品を貴社の図面と照合します。

受注記録からの実績

最近の実績(業種別)

多くのお客様に、毎年継続してご発注いただいています。

  • 工場直接調達

    照明器具メーカー

    コネクタと端子台を工場から直接調達。継続的にリピート受注。

    中南米

  • 工場直接調達

    車載電装サプライヤー

    2か国にある同社の実装委託先2社へ、プリント基板(ベア基板)を供給。

照明、車載電装、EMS、産業機械、電子機器製造。

工場直接調達の対象品目

部品ファミリーと図面指定部品

  • 電解コンデンサ、フィルムコンデンサとテーピングされた抵抗

    受動部品

    電解コンデンサ、フィルムコンデンサ、抵抗器、水晶振動子

  • 積み重ねた端子台(クローズアップ)

    コネクタ・端子台

    基板対基板、電線対基板、プラガブル。基板用端子台は貴社のフットプリントと定格に合わせて

  • パワートランジスタとディスクリート半導体のスティック

    ディスクリート半導体

    MOSFET、ダイオード、IGBT

  • 透明トレイに入ったトロイダルインダクタとモールド型パワーインダクタ

    磁性部品

    仕様に合わせて製作するインダクタ、トランス、チョーク、電流センサ

  • 金色のパッドと細かな配線パターンがある紺色のベア基板(クローズアップ)

    プリント基板

    リジッド、多層、メタルコア(ベア基板)

  • 色分けされた電線、保護チューブ、コネクタからなるワイヤーハーネス

    ケーブル・ワイヤーハーネス

    ワイヤーハーネス、ジャンパー線、オーバーモールドケーブル

  • 整然と並んだ精密切削の真鍮部品(クローズアップ)

    図面指定部品

    樹脂・金属・ゴム・切削部品:成形、プレス、ダイカスト、CNC加工

  • 熱対策材料

    貴社仕様の熱伝導性接着剤

工場認定の方法

初回発注前の4つの確認

いずれの確認も、最初の量産発注の前に完了します。

  1. 1

    登記と経営範囲

    営業許可証を公的な登記情報と照合します。

    統一社会信用コード、登記名称、経営範囲を、工場から提示された情報と比較します。

  2. 2

    工場と工程

    申告された工場と工程が、貴社の図面に合っているかを確認します。

    同種部品のライン写真または動画、必要に応じた工場監査、外注工程の明示。

  3. 3

    認証書

    認証書を発行機関で照会します。

    認証範囲が貴社の工程を含むこと、認証機関の認定も確認します。

  4. 4

    サンプルと初品

    サンプルは、貴社の注文を流すラインで製作します。

    貴社の図面と照合し、仕様で求められる場合は外部試験機関で試験します。封印見本は工場と弊社で1つずつ保管します。

手袋をした手がタブレットを使ってSMTフィーダーの部品リールを確認しているところ
工場と工程を、ご発注の前に確認イメージ画像です。
メーカー開拓

新規メーカー・代替メーカーの開拓

新規部品やセカンドソースについては、工場を探し、認定し、そのまま定期供給として運用します。

SMT生産ラインの横でタブレットを持つ技術者
サンプルと初品を図面と照合して測定イメージ画像です。

定期供給の契約相手はWizea 1社のままです。契約も請求書もひとつで、品質とクレームは弊社が対応します。工場と直接の関係を必要とされるお客様には、調達先の探索と認定を、別途書面で合意するプロジェクトとしてお受けします。

  1. 探索貴社の工程を持つ工場を、地域・設備・認証・輸出実績で洗い出します。
  2. 比較各候補に同じ仕様と同じ数量段階を提示し、比較できる回答を集めます。
  3. 認定書類、工場監査、対応能力の評価。
  4. 金型とサンプル金型費用と所有権を書面で合意し、量産ラインで製作したサンプルを図面と照合します。
  5. 初品量産前に、すべての寸法と要求事項を確認します。
  6. 生産フォロー中国語でフォローし、合意に応じて工場内検査と出荷前検査を行います。
サプライヤー開拓と産業資材の調達

部品以外にも、同じ方法で

貴社の工場を動かす資材にも、同じ方法を使います。

カテゴリーお受け取りいただくもの
原材料銅、アルミニウム、樹脂、工業用消耗品。材料証明書付き
機械・設備技術比較、工場での立会検査の支援、輸出書類
金型・治具・保守部品稼働中の設備の消耗部品・交換部品。純正品が製造終了の場合は図面から製作

代理するメーカー

Wizeaは、コネクタ・端子台、磁性部品、ケーブルアッセンブリ、プリント基板、産業用カスタム部品の分野で、少数のアジアのメーカーを書面契約に基づき代理しています。代理品も他の品目と同様に、調達先区分を「メーカー」としてお見積りし、深センで同様に検品します。メーカー名入りのラインカードは、審査を経たバイヤー様にNDAのもとでお渡しします。

工場はどこですか?

お見積りの段階では、調達先区分、原産国、取得認証をお知らせします。認定の段階で、工場名、認定概要、認証書をNDAのもとで開示し、その後は認定済みの部品を弊社経由で継続供給します。図面は弊社の表題欄で工場へ渡し、貴社名を工場に伝えるのは貴社がそう判断された場合に限ります。

よくあるご質問

工場直接調達についてのご質問

同じ部品を納入計画に沿って供給できますか?

はい。それが工場直接調達の定期供給です。工場を認定し、内示に基づいて納入計画を合意し、生産能力を確認し、各ロットを深センで検品して予定日にお引き渡しします。変更は貴社の書面承認後にのみ行います。

定期供給の価格はどのように扱われますか?

価格は明細ごとにお見積りし、合意した周期で貴社と見直します。変更がある場合は、適用前にその理由を書面でお伝えします。

中国で信頼できる電子部品メーカーを見つけるには?

プラットフォームからではなく、部品から始めることです。仕様・数量・必要な認証を決め、経営範囲と設備が合うメーカーを探し、前払いの前に書類とサンプルで確認します。それが、初回発注の前に深センのチームが行う仕事です。

既存品のセカンドソースを開拓できますか?

はい。貴社の仕様を認定済みの候補工場に送り、回答を明細ごとに比較し、選んだ工場がサンプルと初品を経てから量産品を供給します。

工場直接調達の定期供給を計画しましょう

図面または仕様書に、年間数量、納入サイクル、必要な認証、開始希望時期を添えてお送りください。形式は問いません。